【決定版】やる気を出す方法 『のうだま』は名著なり
2016/10/04
起業独立したいのに、行動するやる気が出ない。英語を勉強したり、ダイエットをしたいのに続かない。
そんな悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。
私も先延ばしの習慣がなかなか抜けずに困っていたため、やる気を上げる様々な方法を研究しました。その中で、一番効果のある「モチベーションの上げ方」を、あなたにご紹介します。
やる気問題を早く克服して、ワクワクすることに有限の時間を使ってほしいからです。
結局『のうだま』が名著である理由
表紙に漫画が書いてあったり、一般的なビジネス書にしては薄いのですが、やる気を出す方法論としてはこれ以上良い本はあまりないと思います。
脳研究者の池谷裕二さんの研究理論を、短時間で読むことができます。
何よりも大事なのは、やる気を上げる方法について勉強しつづけることではなく、その先の「やるべきこと」に情熱をもって着手してやり遂げることではないでしょうか。
それでは、やる気を出す秘密をまとめます。
まず身体をうごかす《Body》
心理学でよく、「うつ病を一瞬で治す方法」として、「笑いながらスキップ」することが紹介されています。
人は身体の動きによって、心が影響されるのです。
つまり、やる気が出ることをずっと待っていても、時間を無駄に浪費してしまいます。やるべき事に少しでも手をつければ、身体を動かせば、それが刺激になってやる気が出てくるのです。
「ヤル気が出たからヤル」のではなく、「ヤルからヤル気が出る」
目の前の仕事に手を付けてみる、英語のテキストを開いてみるなど、1分でも良いので身体を動かすことが、やる気に火をつけるために必要なことなのです。
いつもと違うことをする《Experience》
「やるべきこと」は分かっているのに、1週間もすると、おっくう感やマンネリ感を感じ、なかなか動けなくなるという方もいるのではないでしょうか。
これは脳科学の見地からすると当たり前のことなので、自分を責める必要はまったくありません。
脳は同じような刺激に、飽きるようにできているので、環境や取り組み方に意図的に変化をつければ良いのです。
例えば、シェアオフィスに行ってみたり、カフェで勉強をしてみたり、図書館で作業をするといった、いつもと違った刺激をうけることで、ヤル気を維持することができます。
起業を考えているなら、起業家の集まるコミュニティに所属したり、ダイエットや勉強なら、友達を誘って、一緒に競いながらヤル気を出すといった方法を取ると良いでしょう。
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ご褒美を与える《Reward》
短期的な目標を達成したら、自分にご褒美をあげることは、実は非常に重要なことだと思います。
やるべきことを完遂したら、お寿司を食べる、映画を見に行く、友達と遊びに行くといった、自分が心から喜べることを報酬として目の前にセットしておくことで、強力なドライブになると思います。
ここで気をつけたいのは、報酬を長期間おあずけにしないことです。
これは私の個人的な反省でもあります。若い時にしか楽しめないこともいっぱいあるので、ある程度目標をクリアしたら、遊んだり休息をとったりすることも重要だと思います。
まじめな方は、まだ満足に達成していないからと、辛い努力を永遠と続けてしまいます。しかし、燃料の切れたエンジンを無理やりフル回転させようとしても、心と身体を壊してしまうことにつながってしまいます。
目標達成のために視野が極端に狭くなって、人生の楽しみを見失うことは本当にもったいないと思います。適度に自分にご褒美をあげましょう。
「本当に自分が心から好きなこと、ハマれること」を、どうか大切にしてください。
目標の人になりきる《Ideomotor》
憧れの人に、すでになったつもりで生活すると、行動が変わってきます。
独立起業したら、どんな生活をして、どんな判断をするか、具体的にイメージし続けることが重要というのは、多くの自己啓発本でも言われています。
英語を使って海外で活躍しているところ、ダイエットに成功して理想なスタイルを手に入れたところを、リアルに想像すると、脳が騙されて達成しやすくなります。
最後に、そしてとても大事なこと
ここまで、「やる気」を出すために大事なことをご紹介してきました。
あとは行動するだけです。
私の失敗から重要なことをご紹介すると、「やる気を出す方法を探し続けない」ことです。
やる気を出す本を読み続ける、やる気が出る音楽や動画をYouTubeで見てテンションを上げる。しかし、あなたがなりたいのは、やる気を上げる方法マニアではないはずです。
もっと大事なのは、夢につながる行動に少しでも手をつけ前進することです。
独立起業したいなら、起業につながる仕事をしましょう。
英語をマスターしたいなら、街なかでネイティブに話しかけてみましょう。
やる気の壁をすんなり乗り越えて、目標に向かう道を楽しめることを、切に願っています。