AI(人口知能)と車の自動運転
2016/09/25
最近テック系の情報サイトや経営者の情報発信をウォッチしていると、AIや車の自動運転の話が真剣に議論されています。
つい最近までは、まだ先のことなのだろうなと感じていたのに、あと2・3年先のこととして各産業の経営者は動いているようです。
人工知能は人間の仕事を奪うか?
一部にはAIが発展すると、人の労働が奪われてしまうという悲観論を展開する方がいるのですが、そこまで心配する必要はなさそうです。
むしろ人の意思決定を助けてくれたり、難しい問題の解決を手助けしてくれるためにAIが使われるのが実際のところだと思います。
先日も、人口知能によって病気の発見が早まったという報道がありました。確かに、膨大な情報(ビックデータ)を解析して、ある一定のパターンを抽出するのはコンピュータのほうが得意と言えるでしょう。
AIはさらに自分から学んで賢くなってゆくこともできるようで、ディープラーニングという言葉も今現在のこととして普通に使われる言葉になりました。
いつも話題に出る、ターミネーター化の心配
AIの話題が出ると、いつも関心が寄せられるのは、コンピュータがターミネーター化しないかという心配です。
経営者達の話を聞いている感じだと、30年後といったもっと先にはあるかもしれないが、いまのところはまだまだ議論にも値しないというニュアンスでした。
まずは、便利な道具としてAIが使われるのが現実的なところのようです。
ロボットが人間を超えるとき
人口知能が語られるときによく出てくるキーワードに、シンギュラリティーというものがあります。
これは技術的特異点と訳されますが、つまりはロボットが人間の能力を超えるポイントが、いつかはやってくるという話です。
これについても、人間のすべての能力を超えることは考えにくく、先ほどのビックデータの解析のような限定的な分野で起こることだと思います。
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自動運転車はアニメではなく、もう実際の話
AIとともに今話題なのが、車の自動運転です。
この技術も、ドラえもんの話かなと思っていたら、もう自動運転車は海外では走っていて、日本でも自動運転バスやタクシーを地域限定で走らせる議論が真剣に行われています。
いま実際に使われている自動運転車と言えば、イーロン・マスク社長が率いるテスラ・モータースの車ではないでしょうか。
最近自動運転での事故が起こってしまい、運転補助機能としての性能しかないのではないかという議論が海外では起こっています。
車に乗っている人の安全を確保することは確かに大事なので、レギュレーションをきっちり整備しつつ、しかし技術革新は促進されるように、周りからもサポートしてゆきたいものです。
これからの時代、人はどうすれば良いのか
最新技術はものすごいスピードで発展しています。医療、産業、教育など、いろいろな分野でデータの解析が進んで、人工知能で処理されることが多くなってゆきます。
それでは、私達はどうすれば良いのか?
これからの時代に人が活躍するには、常にクリエイティブに新しいことを楽しみ、行動することができる人材と言われています。
まったく新しいことを始めるのは、人工知能にはまだまだ不可能で、人間が優位に立っていける領域だと思われます。