Kindleはキャズムを超えてアンリミテッドになれるか
2016/09/25
私は新しいガジェットが好きなので、常に新しいサービスやデバイスがリリースされると試してみることにしています。
小さい時に映画や漫画に出てきた物を実際に使えるようになると、なんとも言えない満足感を得ることができます。
紙の本から電子書籍へ
最新技術のなかで、一般の人にもいっきに普及しそうなのが、電子書籍のKindleです。
本をパソコンやスマートフォン、そしてiPadで読むことができます。
紙の本がなくなることはないと思いますが、Kindleはスマートデバイスがあれば、どこでも大量の本を読むことができるので、非常に便利です。
Kindleは本格的に普及するか
私はいち早く端末にKindleをインストールして電子書籍を購入していいましたが、私よりも若い人達を含めて周りの人たちが使っているのはあまり見たことがありませんでした。
しかし、最近AmazonがKindle unlimitedを開始しました。
月額980円で、すべての書籍ではありませんが、電子書籍が読み放題になります。
Kindle unlimitedの対象になっている書籍を見てみると、比較的新しい本や、最新の雑誌を読むことができるので、驚かされます。
ビジネス書を1冊買ったり、雑誌を2冊ほど買ったりする人なら、すぐに元が取れてしまいます。
いままでKindleを使わなかった人達も、一気に電子書籍に慣れてくる可能性が高まりました。それくらい利便性が高いサービスだと思います。
Kindleはキャズムを超えるか
マーケティングでよく言われるのが、新しい物が好きなイノベーターとアーリーアダプターと、多くのマジョリティーが使いはじめるまでには、キャズム(=溝)があるという理論があります。
確かに、周りの人にKindleは便利だよと教えても、なぜか本は線を引きながら読みたいと言い出す人がいます。
LINEやメールを紙に印刷して線を引きながら読む人はいないように、本も多くの場合、スマホやパソコン端末で読まれることが主流になると思います。
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Kindle Unlimitedのインパクト
Kindle unlimitedは、メリットが大きいので、レイト・マジョリティの人達も、多くの本や雑誌が定額980円で読めるならばと、電子書籍に押し寄せてくる人が増えると思います。
モチベーションの上るような本や雑誌も読み放題です。
さらに、Kindle版の電子書籍をリリースすることは、紙の本を出版することに比べれば、簡単なので、ブログなどで発信している内容や、自分の専門分野の内容をまとめて、作家としてデビューすることも視野に入れることができます。
Kindleを読む側から、出版する側へ
Kindle unlimitedによって、ますます自分の求める情報をインプットすることが容易になると思います。
しかしそこで終わらずに、出版する側になってアウトプットするスピード感があると、ワクワクする人生をおくれるのではないでしょうか。